アンタルヤのビーチは、市内のコンヤアルトゥ(7kmの砂利浜、山の眺め、無料)とララ(砂浜、大型ホテル)、旧市街の崖下のメルメルリ、郊外のベレク(松林の砂浜、リゾート)、チュラル(遺跡とウミガメの浜)、そして西へ3時間のカプタシュ(トルコで最も美しいとされる入り江)、パタラ(18kmの砂浜)まで、性格の違う浜が並びます。海水浴は5〜10月、水温は6〜9月で24〜28℃、地中海は透明度が高く波は穏やかです。
このページでは、市内と郊外のビーチを「砂か砂利か・設備・料金・行き方・向く人」で比較し、ビーチクラブの使い方、水温と季節、持ち物と注意点(日差し・クラゲ・ウニ・ウミガメ保護)をまとめます。
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ビーチ比較表
| ビーチ | 市内から | 砂/砂利 | 設備 | 料金 | 向く |
|---|---|---|---|---|---|
| コンヤアルトゥ | 西5km、トラム15分 | 砂利(小石) | 遊歩道、カフェ、シャワー、デッキチェア | 無料(チェア有料) | 市内滞在、散歩、夕日 |
| ララ | 東12km、バス30分 | 砂 | 公共ビーチ+ホテルビーチ | 無料/ホテル客 | 砂浜、家族 |
| メルメルリ | カレイチ内 | 岩と小さな砂浜 | レストラン | 入場数百円 | 旧市街から歩いて |
| ベレク | 東35km | 砂 | ホテルのプライベート | ホテル客 | オールインクルーシブ滞在 |
| ケメル・チュラル | 西40〜80km | 砂利 | 町の公共、ペンション | 無料 | 自然、遺跡 |
| シデ | 東65km | 砂 | 公共+ホテル | 無料 | 遺跡とビーチ |
| カプタシュ | 西190km、3h | 砂利 | 階段で下りる。簡易カフェ | 無料 | 絶景、写真 |
| パタラ | 西220km、3.5h | 砂(18km) | 最小限。遺跡と砂丘 | 遺跡入場料 | 広大な砂浜、ウミガメ |
市内——コンヤアルトゥ・ララ・メルメルリ
- コンヤアルトゥ:市内の西、博物館の先から西へ7km続く小石の浜。背後にタウルス山脈(ベイダーラル)が迫り、夕日が山に沈む。遊歩道(ビーチパーク)にカフェ・レストラン・アクアランド。トラム(AntRay)で旧市街から15分。水は透明。小石なのでマリンシューズがあると楽。デッキチェア+パラソル500〜1,000円。無料区画も。
- ララ:市内の東、空港の近く。細かい砂。西側は公共ビーチ(無料、設備あり)、東側は大型テーマ型ホテルのプライベート。デュデンの滝(下流)が崖から海へ落ちる場所が西端。バスで30分、タクシー2,000円。
- メルメルリ:カレイチの港の東、崖下。レストランの敷地内の小さな浜で、入場料(数百円、飲食で相殺)。旧市街から徒歩で泳げる唯一の場所。混む。
- 市内の使い分け:散歩と夕日はコンヤアルトゥ、砂で寝転ぶならララ、旧市街から気軽にメルメルリ。
リゾート——ベレク・ケメル・シデ
- ベレク:東35km。松林に囲まれた砂浜に5つ星オールインクルーシブが並ぶ。ビーチは各ホテルのプライベート(宿泊客のみ)。公共の入口は少ない。ゴルフ場が十数か所。「ビーチ=ホテルの一部」のエリア。
- ケメル:西40km。山が海に迫る。町の公共ビーチ(砂利)、マリーナ、リゾートホテル。ロープウェイ(タフタル山)、オリンポス遺跡、キマイラ(燃える岩)が近い。
- チュラル:ケメルの南。オリンポス遺跡の浜。ウミガメ(アカウミガメ)の産卵地で、夏の夜は立ち入り制限。ペンションとツリーハウス。静か。
- シデ:東65km。ローマ遺跡(アポロン神殿、劇場)の中の港町。東西に砂浜。遺跡を見てから泳げる。
- アラニヤ・クレオパトラビーチ:東130km。城の下の砂浜。別の拠点。
遠出——チュラル・カプタシュ・パタラ・カシュ
- カプタシュ(カシュとカルカンの間、西190km):断崖の間の入り江に小さな砂利浜。崖の上の道路から階段(約190段)で下りる。水は青く、「トルコで最も美しいビーチ」の常連。設備は最小限。午前が日向、午後は崖の影。アンタルヤから日帰りはきつく、カシュに1〜2泊。
- パタラ(西220km):18kmの砂浜と砂丘、背後にリキア遺跡(パタラ)。遺跡の入場料で入る。ウミガメ保護のため夜間は閉鎖、建物なし。広大で人が少ない。
- カシュ:小さな港町。ビーチは小さいが、ケコヴァ海底遺跡のボート・カヤック、ダイビング(トルコ随一)、ギリシャのメイス島への日帰り。
- オリュデニズ(フェティエ、西300km):ラグーンの「ブルーラグーン」。パラグライダーの聖地。アンタルヤからは遠いので、フェティエ側の拠点から。
- 回り方:アンタルヤ→(海岸道路)→ケメル→チュラル→デムレ→カシュ→カプタシュ→パタラ→フェティエ、の2〜3日のドライブ(リキア海岸)。レンタカーか専用車。→ エーゲ海クルーズ(ブルークルーズでも同じ海岸を)
ビーチクラブの使い方
- 何か:デッキチェア・パラソル・シャワー・更衣室・カフェ・バーを備えた有料区画。公共ビーチの一部や、崖の上(カレイチ周辺の崖下)にある。
- 料金:入場500〜2,000円(飲食で相殺の店も)、チェア+パラソルのセットで。高級クラブ(ベレク周辺)は3,000〜1万円。
- 公共ビーチの無料区画:コンヤアルトゥとララに。タオルを敷くだけ。シャワーは無料か数十円。
- ホテルのビーチ:宿泊客のみ。外部利用は「デイパス」(3,000〜8,000円、食事込み)を売るホテルも。
- ボートツアー:ビーチに行く代わりに、港から半日ボートで入り江を回って遊泳(3,000〜5,000円、昼食込み)。
季節と水温
| 月 | 気温 | 水温 | 泳げるか |
|---|---|---|---|
| 4月 | 20〜24℃ | 17〜18℃ | △(寒い) |
| 5月 | 24〜28℃ | 20〜21℃ | ○(後半から) |
| 6月 | 28〜32℃ | 23〜25℃ | ◎ |
| 7〜8月 | 33〜38℃ | 27〜29℃ | ◎(暑い。最混雑) |
| 9月 | 30〜32℃ | 26〜27℃ | ◎(ベスト) |
| 10月 | 25〜28℃ | 23〜24℃ | ○ |
| 11月 | 20〜22℃ | 20〜21℃ | △(地元の人は泳ぐ) |
| 12〜3月 | 12〜18℃ | 16〜18℃ | × |
- ベスト:6月と9月。泳げて暑すぎず、7〜8月より空いて安い。
- 7〜8月:欧州・ロシアの家族連れで最混雑・最高値。
- → トルコのベストシーズン
持ち物と注意点
- 日差し:地中海の紫外線は強い。日焼け止め(SPF50)、帽子、ラッシュガード。10〜16時は日陰に。
- マリンシューズ:コンヤアルトゥ・ケメル・カプタシュは小石。あると快適。
- ウニ:岩場に多い。踏まないよう足元を見る。
- クラゲ:夏の終わりに稀に。刺されたら海水で洗う。
- ウミガメ:チュラル・パタラ・ベレクは産卵地。夜間の立ち入りとライト禁止、巣の囲いに近づかない。
- 貴重品:公共ビーチでは目を離さない。ホテルのセーフティボックスへ。
- トップレス:リゾートのホテルビーチでは見かけるが、公共ビーチでは控える。
- 飲酒:公共ビーチでの飲酒は場所により禁止。
- 水:脱水に注意。1L以上。
全体像は アンタルヤ完全ガイド、旧市街は カレイチ、子連れは 家族旅行。
よくある質問
アンタルヤで一番良いビーチはどこですか?+
市内ならコンヤアルトゥ(7kmの小石浜、山の眺め、無料、トラム15分)、砂浜ならララ、リゾート滞在ならベレク、絶景なら西へ3時間のカプタシュ(断崖の入り江)、広大な砂浜ならパタラ(18km)です。目的で変わります。
いつ泳げますか?+
5月後半〜10月で、水温は6〜9月に23〜29℃です。6月と9月が泳げて暑すぎず空いており、7〜8月は33〜38℃で最混雑・最高値です。
ビーチは有料ですか?+
公共ビーチ(コンヤアルトゥ、ララ、ケメル、シデ)は無料で、デッキチェアとパラソルが500〜1,000円です。ビーチクラブは入場500〜2,000円、ホテルのビーチは宿泊客のみ(デイパスを売るホテルも)。メルメルリはレストランの入場料(数百円)です。
旧市街から歩いて泳げますか?+
カレイチの港の東、崖下のメルメルリ・ビーチだけです。小さな浜で混みますが、レストランの入場料で利用できます。本格的に泳ぐならトラムで15分のコンヤアルトゥへ。
砂浜ですか、砂利ですか?+
コンヤアルトゥ・ケメル・チュラル・カプタシュは小石(マリンシューズがあると快適)、ララ・ベレク・シデ・パタラは砂です。
カプタシュへはどう行きますか?+
アンタルヤから西へ190km・3時間で、カシュとカルカンの間の崖の上の道路から約190段の階段で下ります。日帰りはきついので、カシュに1〜2泊してケコヴァ海底遺跡やパタラと組み合わせるのがおすすめです。
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