トルコ 11月 イベントで最も印象に残るのは、11月10日(火)9時05分に全国でサイレンが鳴り、車も人も1〜2分静止するアタテュルク追悼です。祝日ではなく観光施設は通常営業ですが、この瞬間に立ち会うとトルコという国の輪郭が見えます。ほかに、ボスポラス大橋を走って渡れる唯一の機会であるイスタンブール・マラソン(11月上旬・例年の目安)、イスタンブール演劇祭(11月・例年の目安)、エーゲ海沿岸のオリーブ収穫と新油、11月最終金曜のブラックフライデーのセールが11月の顔です。
11月1日は共和国記念日連休の最終日で混みますが、2日以降は年間で最も静かな観光シーズン。航空券とホテルは最安帯に入り、博物館に行列はありません。
このページでは、11月の行事一覧、11月10日の追悼、イスタンブール・マラソン、演劇祭と秋の文化シーズン、オリーブ収穫とブラックフライデー、服装と注意点、FAQをまとめます。気候と価格はトルコ旅行 11月 完全ガイドへ。
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トルコ 11月 イベント一覧(2026年)
| イベント | 場所 | 日程の目安 | 観光客向け度 |
|---|---|---|---|
| 共和国記念日連休の最終日 | 全国 | 11月1日 | — 国内線・道路が混雑 |
| イスタンブール・マラソン | イスタンブール(アジア側→ヨーロッパ側) | 11月上旬の日曜(例年の目安) | ★★★ 橋を走って渡れる。ファンラン参加可 |
| アタテュルク追悼日 | 全国 | 11月10日 9時05分(祝日ではない) | ★★★ サイレンと静止 |
| イスタンブール演劇祭 | イスタンブールの劇場 | 11月(例年の目安) | ★☆☆ トルコ語中心、一部英語字幕 |
| オリーブ収穫・新油 | アイワルク・ジュンダ・エーゲ海沿岸 | 10月下旬〜12月 | ★★☆ |
| ブラックフライデー(エフサネ・ジュマ) | 全国のモール・オンライン | 11月最終金曜前後(2026年は11月27日頃) | ★★☆ 30〜60%引き |
| 教師の日 | 全国 | 11月24日(祝日ではない) | ☆☆☆ |
| スキー場オープン | ウルダー・エルジイェス・パランドケン | 11月下旬〜12月(雪次第) | ★★☆ |
| 年末イルミネーション開始 | イスタンブールの繁華街 | 11月下旬〜 | ★★☆ |
祝日はありません。年間の祝日はトルコの祝日・連休 2026〜2027で確認できます。
11月10日 アタテュルク追悼——9時05分のサイレン
1938年11月10日午前9時05分、建国の父ムスタファ・ケマル・アタテュルクはイスタンブールのドルマバフチェ宮殿で亡くなりました。以来、毎年この時刻に全国でサイレンが鳴り、車は道路上で停まってクラクションを鳴らし、歩行者は立ち止まり、船は汽笛を鳴らします。
| 場所 | 当日の様子 | 観光客へのヒント |
|---|---|---|
| ドルマバフチェ宮殿 | アタテュルクが亡くなった部屋(時計は9:05で止めてある)に追悼の列。庭で式典 | 見学は可能だが午前は混雑。午後が静か |
| アンカラ・アタテュルク廟 | 国家式典。数十万人が参拝 | アンカラ滞在ならこの日は廟へ |
| ボスポラス海峡 | 9:05に船が一斉に汽笛 | フェリー上で体験すると印象的 |
| 街角 | 全員が静止。学校では式典 | その場で立ち止まり、撮影は控えめに |
- 祝日ではない:博物館・宮殿・バザール・レストランはすべて通常営業。
- 国旗:半旗になり、アタテュルクの肖像が建物に掲げられます。
- マナー:サイレンの1〜2分間は会話をやめて立ち止まること。動き続けると周囲の視線を浴びます。
宮殿の見学はドルマバフチェ宮殿完全ガイド、アタテュルクと共和国の歴史はトルコの歴史を簡単にへ。
イスタンブール・マラソン——二大陸を走って渡る
1979年から続く、世界で唯一「2つの大陸にまたがって走る」マラソンです。アジア側からスタートし、7月15日殉教者の橋(旧ボスポラス大橋)を渡ってヨーロッパ側へ、ゴールは旧市街のスルタンアフメット広場。この橋は普段は歩行者が渡れないため、年に1度だけ徒歩で海峡を渡れる機会でもあります。
- 日程:11月上旬の日曜(例年の目安)。
- 種目:フルマラソン、15km、そして誰でも参加できるファンラン(約8km)。ファンランは橋を渡ってヨーロッパ側のベシクタシュ付近まで歩く人が大半で、家族連れも多い。
- 参加費:ファンラン₺300〜600、フル・15kmは₺1,000〜3,000(2026年・編集部調べ)。海外からはオンライン登録。
- 観戦:橋のヨーロッパ側オルタキョイ、ベシクタシュ、ゴールのスルタンアフメット広場。
- 交通規制:当日午前はボスポラス沿いの道路と橋が閉鎖され、ボスポラス沿いの移動に時間がかかります。旧市街とアジア側はフェリーで。
橋と海峡沿いの地理はボスポラス海峡沿岸ガイドへ。
演劇祭と秋の文化シーズン——11月のイスタンブール
- イスタンブール演劇祭:11月(例年の目安)に国内外の劇団が集まります。トルコ語中心ですが、海外招聘作品には英語字幕が付きます。チケット₺300〜1,500。
- オペラ・バレエ・オーケストラ:シーズン本番。11月はクリスマス前で欧州からの来訪者が少なく、当日券が取りやすい。₺300〜1,500。
- セマー(旋舞):12月のコンヤ・メヴラーナ祭(12月10〜17日)に向けた準備期間で、ガラタのメヴレヴィー博物館では通常公演。11月は観光客が少なく、静かに鑑賞できます。スーフィー旋舞鑑賞ガイドへ。
- トルコドラマ:秋ドラマの放送中で、イスタンブールのロケ地では撮影が続きます。11月は観光客が少なく、ロケ地ツアーが取りやすい時期です。
- 美術館の企画展:イスタンブール・モダン、ペラ博物館、サキプ・サバンジュ博物館で秋の大型企画展が佳境。入場₺300〜600。
休館日と入場料はイスタンブールの博物館ガイドへ。
オリーブの新油とブラックフライデー
| 項目 | 内容 | 目安 |
|---|---|---|
| オリーブ収穫 | アイワルク・ジュンダ島、エドレミット湾、イズミル周辺で10月下旬〜12月 | 収穫体験 半日₺500〜1,500 |
| 新油(エルケン・ハサット) | 早摘みの緑色の新油。辛みと香りが強い | 500ml ₺300〜600(産地直売) |
| オリーブ塩漬け | 緑と黒、各種。市場で量り売り | 1kg ₺150〜400 |
| ブラックフライデー | 11月最終金曜前後の1週間。モール、ブランド店、オンライン | 30〜60%引き |
| 冬物の買い時 | 革ジャケット、コート、ブーツ | グランドバザールも交渉が通りやすい |
- オリーブオイルは1人5Lまで日本へ持ち込み可能(別送でなく手荷物・預け荷物)。缶入りが割れにくい。
- ブラックフライデーはトルコでは「エフサネ・ジュマ(伝説の金曜)」と呼ばれ、2026年は11月27日頃。週末のモールは大混雑します。
オリーブオイルの選び方はトルコ産オリーブオイルの選び方、お土産の持ち込みはお土産日本持ち込み・関税へ。
冬支度——ハマム、スキー場オープン、年末準備
- ハマム:気温が下がる11月はハマムが最も心地よい季節の始まり。老舗ハマムは€60〜120で、観光客が少なく予約も取りやすい。ハマム体験ガイドへ。
- スキー場:ウルダー、エルジイェス、パランドケンは雪次第で11月下旬〜12月上旬にオープン。本格シーズンは12月中旬から。
- 初雪:カッパドキアは11月下旬に初雪の年があります。気球が飛べば白い谷の始まり。
- 年末イルミネーション:11月下旬からニシャンタシュ、バーダット通り、イスティクラル通りに「イルバシュ(新年)」の飾りが点灯。クリスマスは祝日ではなく、飾りは新年のためのものです。
- 大晦日の予約:ボスポラスビューのホテルとガラディナーは12月上旬に売り切れます。年越しを計画するなら11月中に。
- ハムシ(カタクチイワシ):黒海の名物魚が最も脂が乗る月。メイハネで塩焼きや揚げ物を。
服装と注意点——11月のイベントを楽しむために
- 11月10日9:05は立ち止まる:会話と撮影をやめ、周囲と同じく静止を。
- マラソン当日のボスポラス沿い:午前中は道路と橋が閉鎖。フェリーとトラムで移動。
- 11月1日の国内線:連休Uターンで満席。2日以降に。
- ブラックフライデー週末のモール:大混雑。平日に。
- 雨と日没:雨の日が月13日、日没17:20。屋外は午前、屋内は午後、夕景は16時半に。
- 服装:ウールのコートかダウン、セーター、防水の靴。カッパドキアは手袋・ニット帽。詳しくは冬の服装ガイド(12〜2月)、年間の全体像はトルコ旅行ベストシーズンへ。
よくある質問
トルコ 11月 イベントで最も特徴的なものは何ですか?+
11月10日9時05分のアタテュルク追悼のサイレンです。全国で車も人も1〜2分静止し、船は汽笛を鳴らします。祝日ではなく観光施設は通常営業ですが、その場で立ち止まるのが礼儀です。ボスポラスのフェリー上かドルマバフチェ宮殿の前で体験すると最も印象的です。
イスタンブール・マラソンは観光客でも参加できますか?+
できます。11月上旬の日曜(例年の目安)に開かれ、誰でも参加できる約8kmのファンラン(₺300〜600)なら、普段は歩行者が渡れないボスポラス大橋を歩いてアジアからヨーロッパへ渡れます。海外からはオンラインで登録し、当日はボスポラス沿いの道路が午前中閉鎖されます。
11月のトルコに祝日はありますか?+
ありません。11月1日は共和国記念日連休の最終日で国内線が混みますが、2日以降は年間で最も静かな時期です。11月10日(アタテュルク追悼日)と24日(教師の日)は祝日ではなく、博物館・宮殿・バザールはすべて通常営業です。次の祝日は1月1日です。
11月にオリーブの収穫や新油の購入はできますか?+
できます。アイワルク・ジュンダ島やエドレミット湾では10月下旬〜12月に収穫が行われ、一部の農園で半日₺500〜1,500の収穫体験ができます。早摘みの緑色の新油(500ml ₺300〜600)は11月から産地直売所に並び、日本へは1人5Lまで持ち込めます。
トルコのブラックフライデーはいつで、何が安くなりますか?+
11月最終金曜前後の1週間で、2026年は11月27日頃です。「エフサネ・ジュマ(伝説の金曜)」と呼ばれ、モールとブランド店、オンラインで衣料・靴・家電が30〜60%引きになります。週末のモールは大混雑するため平日が快適です。グランドバザールの革製品も交渉が通りやすい時期です。
11月のイスタンブールでクリスマスの飾りは見られますか?+
見られますが、それは「イルバシュ(新年)」の飾りです。トルコではクリスマスは祝日ではなく、11月下旬からニシャンタシュやイスティクラル通りに点灯するイルミネーションは大晦日と新年のためのものです。年越しをイスタンブールで過ごすなら、ホテルとガラディナーの予約は11月中に。
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